
南阿蘇ルナ天文台 調査研究デジタルアーカイブ
このWebサイトについて
「天文体験を通して社会課題を解決する」という理念に基づき、南阿蘇ルナ天文台における調査研究成果を広く一般に公開することを目的としています。研修会のお申し込みや一般公開イベント、雑誌への記事寄稿等の情報も掲載します。
南阿蘇ルナ天文台とは?
1996年創設、熊本県阿蘇くじゅう国立公園にある宿泊体験型の公開天文台です。国際的に広まりつつある社会的処方の観点から天文体験が心身に与える影響を調査・研究し、ウェルビーイングに資する体験型プログラムの構築、専門人材の育成、オンラインにも拡張した次世代型公開天文台の開発に取り組んでいます。
Ⅰ. 調査研究アーカイブ
2022年
武藤祐子,宮本孝志(2022)計量テキスト分析を用いた「星空体験(天文台浴)」による感情状態の抽出_第29回日本未病学会学術総会
髙野敦史,長井知幸(2022)米国天文台アウトリーチ調査」オンライン報告会(日本公開天文台協会(JAPOS)オンライン研修会)
武藤祐子,宮本孝志(2022)「公開天文台におけるサイエンスコミュニケーションの実際2-星空体験(天文台浴)のTM分析を通して-」第11回年会JASC
宮本孝志(2022)天文台浴の提唱〜博物館浴とウェルネスツーリズムをめぐって(日本公開天文台協会(JAPOS)島根大会)
園木達也,髙野敦史,長井知幸,武藤祐子,村田祐樹,池田裕,中村梨花(2022)リアルとオンラインをつなぐ南阿蘇ルナ天文台の取り組み(日本公開天文台協会(JAPOS)島根大会)
2021年
武藤祐子(2021)第3世代型天体観察会体験者に対する質問調査-テキストマイニングを用いた分析から-(日本公開天文台協会(JAPOS)第15回全国大会)
長井知幸(2021)次世代公開天文台」の基礎的なシステム構成と応用の例(日本公開天文台協会(JAPOS)栃木オンライン大会)
村田祐樹,園木達也(2021)リアルとオンラインをつなぐ新しい観察会の実践(日本公開天文台協会(JAPOS)栃木オンライン大会)
宮本孝志(2021)博物館としての公開天文台(日本博物館協議会シンポジウム)
宮本孝志(2021)第8回JAPOS全国研修会&ASC-Lab立上げのご報告ー事例と検証:サイエンスコミュニケーションとしての天体観察会(日本公開天文台協会(JAPOS)栃木オンライン大会)
安田岳志,井上毅,松尾厚,宮本孝志,武藤祐子,高野敦史(2021)博物館としての公開天文台(日本博物館協会・博物館研究)
2020年
武藤祐子(2020)天文系Web部活「バーチャル天文部™」のおえかき星座解説動画について(日本プラネタリウム協議会(JPA)2020オンライン研究発表会)
武藤祐子(2020)『天文系Web部活「バーチャル天文部™」における試験的オンラインアンケート調査の実施』(第34回天文養育普及研究会)
宮本孝志(2020)公開天文台における天体解説技術の世代進化とは〜時代と共に変わる公開天文台の存在意義とその使命(日本公開天文台協会(JAPOS)第8回全国研修会)
宮本孝志,武藤祐子(2020)社会のニーズに寄り添う公開天文台~南阿蘇ルナ天文台の取り組み~(全国科学博物館協議会第27回研究発表会)
宮本孝志,武藤祐子(2020)社会のニーズに寄り添う公開天文台~南阿蘇ルナ天文台の取り組み~(全国科学博物館協議会誌ニュース特集記事)
2019年
髙野敦史(2019)南阿蘇村の宙ツーリズム(2年目)と公開天文台職員の地域における役割について(日本公開天文台協会(JAPOS)宮崎大会)
髙野敦史(2019)リアルタイム電視観望システムの研究開発報告と今後の課題(日本プラネタリウム協議会(JPA)福岡大会)
武藤祐子(2019)第25回ICOM(国際博物館会議)京都大会2019年9月4日(全国科学博物館協議会誌ニュース記事)
武藤祐子(2019)第3世代型 天体観察会についての考察1(日本公開天文台協会(JAPOS)第14回全国大会)
武藤祐子,宮本孝志(2019)公開天文台におけるサイエンスコミュニケーションの実際1(JASC第2回研究会)
宮本孝志(2019)サイエンスコミュニケータとしての天体解説員(第四版)(日本公開天文台協会(JAPOS)九州地区研修会)
岩穴口栄市,髙野敦史(2019)第1回公開天文台解説員オンライン実態調査集計結果のご報告(日本公開天文台協会(JAPOS)宮崎大会)
2018年
髙野敦史(2018)南阿蘇ルナ天文台のインターネット天文台化プロジェクトについて(日本公開天文台協会(JAPOS)福島大会)
髙野敦史(2018)地域観光振興における公開天文台の役割について(日本公開天文台協会J(JAPOS)福島大会)
宮本孝志(2018)時代の要請に向き合って〜次世代型天文台検討WG報告(日本公開天文台協会(JAPOS)福島大会)
岩穴口栄市,安藤和真,髙野敦史(2018)公開天文台コクショ2018中間報告(日本公開天文台協会(JAPOS)福島大会)
2017年以前
(重要資料のみ後日掲載します)
Ⅱ. 研修会・公開イベント・記事寄稿
研修会・公開イベント
2024年初旬 日本公開天文台協会(JAPOS)全国研修会で講師として登壇予定(後日詳細を掲載します)
記事寄稿・公開記事
2023年「世界一の公開天文台王国、日本。宇宙物理学者が思う「竹取物語」とのかかわり」(Forbes JAPAN) 長井知幸
2023年「ハッブルが宇宙膨張の証拠を見つけた天文台には「ヒゲの名物解説員」がいる」(Forbes JAPAN) 髙野敦史
Ⅲ. 南阿蘇ルナ天文台のミッション・施設概要
南阿蘇ルナ天文台のミッション
― Luna. For Better Quality of Human Life with Stars ―
私たちは、星空を見上げ、宇宙とのつながりを意識して生きることが
人びとの人生の質(Quality of Human Life)を豊かにし
幸福 (Well Being )の度合いをより高めることを知り
その体験・創発の場の創造と共有を目的として
より良いサービスや商品を開発しながら
さまざまな社会課題の解決に取り組み
新たな文化社会を作るために
ここに集まり、行動する
南阿蘇ルナ天文台の概要
1996年開設、代表:宮本孝志 天文台長。阿蘇くじゅう国立公園にある宿泊施設併設の「泊まれる天文台」。九州最大級の高さ6m重さ11tの巨大な天体望遠鏡をはじめ、高精細な4Kプラネタリウム、阿蘇の草原に寝転がって星空を楽しめる星見ヶ原など天文体験のための施設をそなえ、余裕をもってゆったり過ごせるクラシカルな西洋料理宿を併設した、1泊の滞在の中で星空や宇宙の感動にひたれる体験型宿泊施設。2017年に日経新聞「なんでもランキング」で第1位を獲得するなど、受賞歴多数。
小規模な施設ながら、天文体験の専門知識を有し、独自の専門性を持つスタッフが8名在籍(2023年10月現在)している。調査研究分野では、国際的に広まりつつある社会的処方の観点から天文体験が心身に与える影響を調査研究し、ウェルビーイングに資する体験型プログラムの構築、専門人材の育成、オンラインにも拡張した次世代型公開天文台の開発に力を入れる。
Ⅳ. お問い合わせ
取材や寄稿依頼、コラボレーションのご相談など各種お問い合わせはこちらから。(返答に少々お時間頂戴します)